請求漏れ、もう怖くない。在宅医療で“未受診”を翌月に確実に請求する仕組みとは?
在宅医療の現場では、「訪問予定だったけれど、その月に受診できなかった患者さん」が出てくることがあります。
体調不良や入院、入所、あるいは家族都合で一時的に訪問できなかった場合、機器が設置されたままのケースも多く、「請求対象かどうかの管理が煩雑」と感じることがあります。
特に、未受診が発生した月の請求をどう扱うか、次月以降にどう反映させるかは、現場の運用によって差が出やすく、管理の手間や属人的な対応に課題を感じている事業所も多いのが実情です。
■ 未受診=請求NGではない
実際には、機器が設置されたままであれば、利用実態が継続していると判断され、次月にその分を請求できるケースが多く存在します。
ただ、未受診の請求はタイミングや判断が複雑になりやすく、ほかの業務に追われる中で、どうしても後回しになってしまうこともあります。だからこそ、「仕組みとして管理できること」が現場の負担を減らし、安定した運用につながります。
サイアスが提供する在宅医療システム「navi in flow」では、訪問記録と設置状況をもとに、未受診かつ機器が設置されたままの患者を自動的に抽出します。
これにより、
- 前月に未受診だったが、機器がそのまま設置されている患者をリスト化
- 次月の請求時に、未受診月分もあわせて請求できるように表示
- 数ヶ月間請求がなかった患者をアラート付きで確認
といった形で、管理の手間を減らし、抜け漏れのない運用が実現できます。
■ システムで“お手伝いできること”が、安心感に
navi in flowでは、「ミスを防ぐ」というよりも、複雑で属人的になりがちな請求管理を“仕組みでサポート”することに重点を置いています。
請求対象の判断をより確実に、効率的に行えるようになれば、現場は本来の患者対応に集中できます。
まとめ
在宅医療における未受診の扱いは、実は「気づけるかどうか」「管理できるかどうか」が鍵になります。
navi in flowでは、そうした“ちょっと見落としやすい部分”をリスト化・可視化し、次月以降の請求にきちんと反映できる仕組みをご提供しています。
“できているけど、毎月大変”——そんな運用を、少しでもラクにするお手伝いができれば幸いです。