患者対応の“すべて”を履歴に残す。navi in Flowで在宅医療の現場をもっと見える化
在宅医療の現場では、患者一人ひとりに対して多くの対応が発生します。
機器の設置、定期点検、不具合時の交換、退院・転院時の回収…。
その一つひとつの対応を記録に残し、必要なときにすぐに振り返れることは、現場にとって大きな安心につながります。
けれど、実際にはこうした情報が紙やExcel、口頭で管理されており、
「この患者さん、最後に交換したのはいつだったっけ?」
「どのタイミングで転院したんだっけ?」
といった過去の履歴を調べるのに手間がかかる場面も少なくありません。
navi in Flowでは、患者ごとのあらゆる対応を時系列で一元管理できます。
たとえば:
- 初回の機器設置日と機種名・シリアル番号
- 点検日と結果(異常有無・対応内容)
- 機器交換時の理由と対応記録
- 回収日と担当者、回収理由
- 転院・契約終了に関する対応履歴
- その他、任意の対応カテゴリも追加可能
このように、患者一人ひとりに紐づいた全対応が「履歴」として残るため、
あとから確認する際にも、時系列でスムーズに状況を把握できます。
■ 電話対応も「連絡票」として履歴化できる
さらに、navi in Flowでは事務スタッフが受けた電話メモ(いわゆる“連絡票”)も履歴として残すことができます。
たとえば:
- 「○○さんの機器を交換してほしいと家族から連絡があった」
- 「△△さんが退院予定なので、回収を依頼したいとのこと」
といった連絡を事務が記録し、
その後、営業や看護スタッフが対応したら対応履歴として連携・記録される。
これにより、
- 情報の引き継ぎがスムーズになる
- 「言った/聞いていない」のすれ違いが防げる
- 誰が・いつ・どの情報を受け取って、どう動いたかが明確になる
といったメリットが生まれます。
■ 履歴があるから、判断に迷わない
対応履歴がきちんと残っていれば、
「次に何をすべきか」「どのように対応すべきか」の判断が、個人の記憶に頼らずにできるようになります。
たとえば:
- 前回の点検結果に異常があった → 今回は重点的に確認
- 機器交換が短期間に続いている → 設置環境や機種の見直しを検討
- 回収依頼が何度も繰り返されている → 生活環境や支援体制の確認
- 不在・連絡不可の履歴が続く → ケアマネや家族との連携を強化
- 連絡票が頻繁に記録されている → 不安や説明不足のサインとして対応見直し
こうした履歴に基づいた気づきや判断が、医療の質や安全性を高めることにもつながります。
まとめ
在宅医療の現場では、日々の業務が多岐にわたり、患者との関わりも複雑です。
その中で、「誰が・いつ・どのような対応をしたか」を正確に記録し、見える化することは、現場の信頼性を高める大きな力になります。
navi in Flowは、設置や点検、回収といった物理的な対応だけでなく、
事務側の電話メモや連絡票まで、すべてを履歴として一括管理できる仕組みを提供します。
日々の対応を、記憶ではなく記録に。
現場の安心と、次の一手の判断を支えるパートナーとして、navi in Flowをご活用ください。