電子契約(DocuSign)連携システム
契約書の取り交わしを基幹システムから電子契約サービスに自動的に連携し、
顧客に配信する連携システムを構築しました。
契約書SaaSもたくさん種類があり、選定段階から入らせていただき、
業務効率への貢献(テンプレート機能、システム連携機能)、知名度の面からDocuSignを選択させていただきました。
導入前:契約書(双方取り交わし)を紙で管理
※ほとんどのプロセスに人の手を介しており、日数も時間もかかっている
導入後:紙での契約を一切無くし、電子契約を導入
※ほとんどのプロセスが自動化され、契約期間が、郵送、書類準備などで最短で4日ほどかかっていたものが1時間程度に圧縮される。
開発前の課題
電話の聞き取り後、書面での契約という形で契約業務を遂行しているが、
下記の点で問題を感じている
1.契約書類を郵送する場合、顧客に届くまで日数を要する
2.顧客記入事項に漏れやミスがあった場合、日数が倍となってしまう
3..契約書面が届く前に契約がキャンセルされ商機を逃してしまう
4.をご返信いただいた契約書類は最終的に紙を電子化しているがスキャンに時間がかかっている
5.契約書類をご返信いただく際に免許証などのスキャンも同様に時間がかかる
課題の解決方法
郵送の手間を無くし、業務効率を上げるため契約書業務の電子化を検討する
求める要件は以下の通り
1.システム連携し、基幹システムからその顧客ごとのWeb契約書を発行したい
2.契約書が届いた顧客の入力は最低限(サインのみ)としたい
3.契約書の進捗を基幹システムにて把握できるようにしたい
4.契約書に添付ファイルをつけれるようにしたい
5.締結した契約書面を自動的に基幹システムに保存したい
6.契約書SaaSを基幹システムでラップし、新しく社員が使い方を覚える必要の無い作りとする
7.契約書文面は度々変更があるため、テンプレート管理をしたい
8.APIが完全に公開されている
導入効果
契約期間圧縮により、失注率の低下
電話で契約状況を確認する工数の削減
複写式契約書の廃止によるペーパーレス
※電子契約サービスも通数分費用はかかります。
画面例など
使用技術
フロントエンド:
.Net Framework(Windows Form) 、SQL Server
バックエンド:
Tomcat、Kotlin
※APIの呼び出し回数については、DocuSignの規約に合わせ、上限を超えないように設計しています。
契約書SaaS:
DocuSign
※現在はこちらの実績等で、弊社はDocuSign社とパートナー契約を結んでおります。