タブレット点検システムの構築(業務のペーパーレス化)
点検業務のペーパーレス化、業務の効率化に向け、
端末にタブレット(iPad)を用いた点検入力、
点検後のサイン(手書き)をいただくことが可能なシステムを構築しました。
導入前:複写用紙に点検記録を取り、紙をそれぞれに手渡しもしくは郵送している
導入後:タブレットにて現場入力し、データとして点検記録を蓄積し、一括で病院様に郵送
開発前の課題
在宅医療機器の点検業務については、業界的にも複写式用紙での記録が通例であり、
病院様と患者様と自社控えと3者に記録を共有しなければならないという部分でも
システム化は難しいものと考えられていました。
課題の解決方法
点検記録の共有方法を以下のようにし、タブレット端末による点検入力システムを構築しました。
(患者様は高齢の方も多く、記録としては一部紙は残ることになりました。)
病院様控え→月末に一括発行し、電子または、紙で送付
患者様控え→点検時に、モバイルプリンタで簡易点検記録を発行
自社控え→システム管理
また点検記録の入力自体に関して、患者様の名称等、記入部分を極力無くし、点検の記録についても、
選択式を多用し、紙よりもむしろ簡単に素早く入力できる操作性は大前提としています。
導入効果
・複写式用紙の廃止によるコストダウン
・点検結果をシステムで検索可能(紙の記録を探す必要が無い)
・病院様ごとに、点検結果を一括発行することによる業務効率化など
画面例など
使用技術
将来の専用アプリ化※も見据え、Flutterで構築しています。
※プッシュ通知、カメラを使用したバーコード読み取り等、使用したいニーズがあるため
患者様宅によっては、電波環境が良くない場合もあるため、
オフライン(電波が良いところで後で送信を行う形)対応 もしております。
フロントエンド:
Flutter Web
バックエンド:
Tomcat、Kotlin、PostgreSQL
インフラ:
パブリッククラウドサービス