システムが止まっても慌てない。在宅医療のための現実的なBCP対策とは?
2025.08.28
投稿者:管理者
在宅医療において、災害や障害が発生したときに「業務を止めない」ことは非常に重要です。特に医療機器の管理や患者情報の確認が滞ると、医療の継続に支障をきたしかねません。
そこで今回は、現場で本当に使えるBCP(事業継続計画)対策として、在宅医療システムで実践できる3つの備えをご紹介します。
1. クラウド型だから、どこからでもアクセスできる
在宅医療システムをクラウド化しておくことで、以下のような利点があります。
- PCが壊れても、他の端末からログインすればすぐ業務再開できる
- 被災地以外の拠点でも、患者情報や帳票を確認・出力できる
- 自宅やスマホからもアクセス可能(緊急時の業務継続)
つまり、「そのPCじゃないと使えない」状態からの脱却ができます。
2. 万が一に備えたCSV出力の習慣
「システムが一時的に使えない」そんな非常時にも慌てないために、定期的なCSV出力をルール化するのがおすすめです。
- 医療機器の設置状況一覧
- 患者ごとの訪問・点検スケジュール
- 医療機関・担当者の連絡先一覧
これらをローカルに保存 or 印刷しておけば、システムが一時的に停止しても、訪問業務や確認業務を継続できます。
3. 自動バックアップによるデータ保全
当社システムでは、毎日自動でバックアップを取得しています。
- システム障害が発生しても、直近のデータからすぐに復旧可能
- 予期せぬトラブルにも備えた設計
- 過去のCSV出力データと組み合わせることで、復旧までの“空白期間”もカバー
バックアップ体制とCSVエクスポートの二重備えで、**“最悪の事態でも最低限の医療を止めない”**という安心感を提供します。
まとめ|BCPは「完璧」よりも「現場で回る備え」を
BCPというと大がかりな体制構築をイメージしがちですが、在宅医療においては、日々の運用の中で「もしもの備え」を組み込んでおくことが何よりも重要です。
- クラウド型で場所に縛られず業務継続
- 定期的なCSV出力で、オフライン対応も万全
- 自動バックアップで、データ消失リスクを最小限に
このように、日常業務の延長線上にあるBCP対応こそが、現場で本当に役立つ備えです。