【在宅医療システム】仮設置と本設置の違いとは?請求ミスを防ぐ設定方法と運用のコツ
2025.06.12
投稿者:ota
こんにちは!
在宅医療システム「ナビフロー」を提供している、サイアスのCOO 太田です。
この記事では、在宅医療現場でよくある「設置時期と請求タイミングのズレ」に関するお悩みを解決するため、仮設置と本設置の違いと活用法について詳しく解説します。
目次
よくある現場のお悩み
- 月末に医療機器を設置したが、請求は翌月からにしたい
- 仮設置の間は請求せず、設置管理だけ行いたい
- 本設置のタイミングで自動的に請求をスタートしたい
仮設置とは?|料金が発生しない設置管理
仮設置とは、患者への設置作業は完了しているものの、請求対象には含めない状態のことです。
▶ 仮設置の主な用途
- 月末に設置しても、翌月から課金を始めたい場合
- 前倒しで訪問・設置を済ませておきたいが、請求はまだしたくない場合
- 医療機器を一時的に「納品予約」のように扱いたい場合
▶ 仮設置のメリット
- 請求書・確認書には反映されないため、誤請求リスクをゼロに
- 本設置日をあらかじめ未来日で登録可能なので、業務に余裕を持てる
- 患者設置履歴としてはきちんと記録されるため、トレーサビリティも安心
本設置とは?|請求が自動開始される状態
本設置とは、請求が開始される正式な設置状態です。
ナビフローでは、あらかじめ本設置日を設定しておけば、その日付を迎えた瞬間に自動で本設置に切り替わり、以下の処理が自動で行われます:
▶ 本設置になると自動的に発生すること
- 請求対象として計上される
- 請求書や確認書が自動生成される
- スタッフの操作は不要、自動で切り替え処理が完了
▶ 自動切り替えの利点
- 「うっかり本設置を忘れて請求漏れ…」を防止
- 月末設置でも、翌月からの課金がスムーズ
- システムが日付をトリガーに動作するため、人的ミスを削減
仮設置から本設置までの流れ【図解付き推奨】
- 仮設置日・本設置日をシステムに事前登録
- 仮設置中は管理のみ、請求は発生せず
- 本設置予定日を迎えると、自動的にステータスが切り替わる
- 同時に請求処理・帳票出力も実行される
導入後の声
「月末の設置でも、手作業不要で翌月から自動請求が開始されて楽になった」
「誤請求がなくなり、得意先からの問い合わせも激減しました」
「現場が安心して仮設置できるようになり、余裕を持った運用ができています」
よくある質問(FAQ)
Q:仮設置のまま忘れてしまうことはありませんか?
→ 本設置日は事前に登録し、システムが自動で切り替えるので心配ありません。
Q:請求書に仮設置分が含まれることは?
→ 仮設置中は一切請求対象外なので、誤って計上されることはありません。
まとめ|請求ミスゼロのために「仮設置」と「本設置」を使い分けよ
在宅医療における請求のタイミング管理は、業務効率と信頼性の両方に直結します。
ナビフローの仮設置・本設置機能を使えば、設置日と請求日のズレをシステムで完全管理でき、ミスも業務負担も大きく減らせます。
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